外来語の語源クイズ パン、ランドセル、イクラは何語から?
パン、カルタ、ランドセル、アルバイト、イクラ、ズボン、ガーゼ、コップ。日本語として定着した外来語が、もとは何語だったのかを8問で学びます。

私たちがふだん使っている言葉の中には、外国から伝わり、すっかり日本語として定着した「外来語」がたくさんあります。英語由来の言葉が多いと思われがちですが、実は16世紀のポルトガル語、江戸時代のオランダ語、明治時代のドイツ語やフランス語など、さまざまな言語から言葉が入ってきました。
このクイズでは、身近な外来語の語源を8問で確かめます。
Q1「パン」は、もとは何語から日本に入った言葉でしょう?
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正解:C.ポルトガル語
正解はポルトガル語(pão)です。16世紀にポルトガルの宣教師や商人によって伝えられました。英語では「bread」、フランス語では「pain」ですが、日本語の「パン」はポルトガル語が由来です。同じころに伝わった言葉には「カステラ」「ボタン」「タバコ」などがあります。
Q2お正月の遊びでも知られる「カルタ」は、何語に由来する言葉でしょう?
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正解:C.ポルトガル語
正解はポルトガル語(carta)です。もともとはカードや手紙を意味する言葉で、16世紀にポルトガルから伝わったトランプのような遊びがもとになっています。日本では、和歌を使った「百人一首」や、ことわざを使った「いろはかるた」など、独自のかるた文化が生まれました。
Q3小学生が背負う「ランドセル」は、何語に由来する言葉でしょう?
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正解:B.オランダ語
正解はオランダ語(ransel)です。もともとは兵士が背負う背のうを指す言葉でした。江戸時代末期に、西洋式の軍隊の装備として取り入れられたものが、明治時代に学校の通学かばんとして使われるようになったといわれています。
Q4本業以外の仕事を意味する「アルバイト」は、何語に由来する言葉でしょう?
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正解:C.ドイツ語
正解はドイツ語(Arbeit)です。ドイツ語では「仕事」「労働」「研究」などを意味する言葉です。明治時代以降、ドイツの学問を学んだ学生たちの間で使われるようになり、学業のかたわらにする仕事を指す言葉として広まったといわれています。
Q5鮭の卵を塩漬けなどにした「イクラ」は、何語に由来する言葉でしょう?
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正解:A.ロシア語
正解はロシア語です。ロシア語の「икра(イクラー)」は魚の卵全般を指す言葉です。日本では、主に鮭やマスの卵をほぐしたものを「イクラ」と呼んでいます。卵がつながったままの状態のものは「筋子(すじこ)」と呼ばれます。
Q6「ズボン」の語源として、よく知られている説はどれでしょう?
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正解:A.フランス語の「jupon(ジュポン)」
正解は「フランス語の『jupon』」です。フランス語では下着の一種(ペチコート)を指す言葉で、これが幕末から明治時代にかけて日本に入り、洋装のはかまを指すようになったという説が知られています。脚を通すときに「ズボッと入る」から、という俗説もありますが、根拠はありません。
Q7傷の手当てに使う薄い布「ガーゼ」は、何語に由来する言葉でしょう?
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正解:B.ドイツ語
正解はドイツ語(Gaze)です。明治時代、日本の医学はドイツの影響を強く受けたため、医療に関する言葉にはドイツ語由来のものが多くあります。「カルテ」「ギプス」「レントゲン」なども、ドイツ語から入った言葉です。
Q8飲み物を入れる「コップ」は、何語に由来する言葉でしょう?
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正解:D.オランダ語
正解はオランダ語(kop)です。江戸時代、長崎の出島を通じたオランダとの交流の中で入ってきた言葉です。英語の「cup(カップ)」と同じ系統の言葉です。オランダ語由来の言葉には、ほかに「ガラス」「ポンプ」「ゴム」などがあります。
結果
0 / 8問 正解
外来語から見える交流の歴史
外来語の語源をたどると、日本がいつ、どの国と交流してきたかがわかります。16世紀の南蛮貿易ではポルトガル語、江戸時代の出島ではオランダ語、明治時代には医学や学問のドイツ語、芸術や服飾のフランス語、そして現代は英語と、時代ごとに多くの言葉が日本語の中に溶け込んできました。
関連する資料
- 小学館『日本国語大辞典』
- 三省堂『新明解国語辞典』
- 国立国語研究所「外来語」言い換え提案