お菓子のルーツクイズ カステラ、金平糖、バウムクーヘンはどこから?
カステラ、金平糖、日本初のバウムクーヘン、柏餅の葉、道明寺と長命寺、どら焼き、おはぎとぼたもち、和三盆。お菓子の歴史と由来を8問で学びます。

ふだん何気なく食べているお菓子にも、長い歴史があります。16世紀にポルトガルから伝わった南蛮菓子、季節の行事とともに受け継がれてきた和菓子、そして近代に海外の職人が日本で広めた洋菓子。お菓子の由来をたどると、日本と世界のつながりが見えてきます。
このクイズでは、お菓子のルーツや名前の由来について8問を出題します。由来には諸説あるものも多いため、解説では代表的な説を紹介しています。
Q1カステラが日本に伝わったのは、どこの国の人々との交流によるものでしょう?
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正解:D.ポルトガル
正解はポルトガルです。16世紀、南蛮貿易によってポルトガルの人々が長崎などに伝えた焼き菓子がもとになり、日本で独自に発展しました。名前の由来は、スペインの地方名「カスティーリャ」にちなむという説が有力です。
Q2金平糖(こんぺいとう)の名前の由来とされる言葉はどこの国の言葉でしょう?
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正解:C.ポルトガル語
正解はポルトガル語です。砂糖菓子を意味するポルトガル語「コンフェイト(confeito)」が由来とされています。16世紀に伝わり、織田信長に献上されたという記録もあります。表面のとげとげ(角)は、核に砂糖蜜をかけながら何日もかけて転がすうちに自然にできるものです。
Q31919年、日本で初めてバウムクーヘンが焼かれて販売されたといわれる県はどこでしょう?
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正解:A.広島県
正解は広島県です。第一次世界大戦で捕虜となり、広島湾の似島(にのしま)の収容所にいたドイツ人の菓子職人カール・ユーハイムが、1919年に広島県物産陳列館で開かれた展示会でバウムクーヘンを焼いて販売したといわれています。広島県物産陳列館は、のちの原爆ドームです。
Q4端午の節句に食べる柏餅を包むカシワの葉には、どんな縁起があるとされているでしょう?
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正解:D.新しい芽が出るまで古い葉が落ちないことから、家系が絶えない
正解は「新しい芽が出るまで古い葉が落ちないことから、家系が絶えない」です。カシワの木は、秋に枯れた葉が冬の間も枝に残り、春に新芽が出てから落ちます。この性質が「子孫繁栄」に結びつけられ、男の子の成長を願う端午の節句のお菓子に使われるようになりました。
Q5関西で主流の、もち米を蒸して乾燥させた粉を使ったつぶつぶの桜餅を何というでしょう?
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正解:A.道明寺
正解は道明寺です。道明寺粉は、大阪府藤井寺市の道明寺で保存食として作られた干し飯(ほしいい)が由来とされています。一方、関東で主流の、小麦粉の生地を薄く焼いてあんを巻いた桜餅は「長命寺」と呼ばれ、東京・向島の長命寺の門前で売られたのが始まりとされています。
Q6「どら焼き」の名前の由来として、よく知られている説はどれでしょう?
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正解:C.形が楽器の銅鑼(どら)に似ているから
正解は「形が楽器の銅鑼に似ているから」です。由来には諸説あり、弁慶が銅鑼を使って焼いたという伝説もあります。現在のように2枚の生地であんを挟む形が広まったのは、大正時代以降といわれています。
Q7春のお彼岸の「ぼたもち」に対して、秋のお彼岸に供える同じようなお菓子の呼び名はどれでしょう?
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正解:C.おはぎ
正解は「おはぎ」です。春に咲く牡丹(ぼたん)の花にちなんで「ぼたもち(牡丹餅)」、秋に咲く萩(はぎ)の花にちなんで「おはぎ(御萩)」と呼び分けるという説が広く知られています。地域や家庭によって、こしあんとつぶあん、大きさなどで呼び分けることもあります。
Q8高級和菓子の材料として知られる砂糖「和三盆」の主な産地はどこでしょう?
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正解:D.香川県・徳島県
正解は香川県・徳島県です。四国東部で栽培される「竹糖(ちくとう)」というサトウキビを原料に、職人が手作業で「研ぐ」工程をくり返して作る、上品な甘さときめ細かさが特徴の砂糖です。沖縄県や鹿児島県の島々は黒糖、北海道はてんさい糖の産地として知られています。
結果
0 / 8問 正解
お菓子は文化の交差点
南蛮菓子のカステラや金平糖、ドイツ人職人が伝えたバウムクーヘンのように、海外から伝わったお菓子は、日本の材料や好みに合わせて独自に発展してきました。一方で、柏餅や桜餅、おはぎのように、季節の行事と結びついて受け継がれてきた和菓子もあります。お菓子の由来を知ると、食べるときの楽しみがひとつ増えます。
関連する資料
- 全国和菓子協会「和菓子の歴史」
- 長崎県「南蛮文化」関連資料
- 広島市「似島」の歴史紹介
- 香川県・徳島県「和三盆糖」紹介資料